文を敲く

読書記録とその他雑記。

ふしぎなキリスト教徒 - 「ぼくはどのようにしてキリスト教徒になったか」

「余は如何にして基督教徒となりしか」の現代語訳である。原著が英語で書かれたことは遅まきながら本書の解説にて初めて知った。定評ある新訳シリーズだけあって読みやすい。おそらく原著もそこまで凝った文章ではなかったはずだ。

内村鑑三キリスト教徒となったが、アメリカではキリスト教各派の差異に右往左往する。橋爪大三郎が本書に寄せた解説で手厳しく批判していた点が印象に残った。