途中で挫折した本(9) -「ボヴァリー夫人」
- 作者: ギュスターヴフローベール,Gustave Flaubert,芳川泰久
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/05/28
- メディア: 文庫
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ボヴァリー夫人は消費と不倫に明け暮れ、最後は借金で首が回らなくなり服毒自殺する。「なぜ夫に保険金をかけて殺さなかったのか」という考えに至る私は感覚がマヒしている可能性が高い。昨今のニュースのせいにしておこう。
なお、訳者解説には作品の解説よりも新訳や文体についての解説に重点が置かれている。作品の読み解き方については他の本を参照せよということか。