文を敲く

読書記録とその他雑記。

私自身の傾向 -「回避性愛着障害」

私は以前から自他共に認める「非リア充」であった。しかし、なぜ私は「リア充」にならなかったのだろうか。楽しいはずのパーティーに参加しても気後れしてしまうのはなぜなのだろうか。久しく疑問に思っていた。ある時「回避性愛着障害」というものを知り、これは私の事だと強く思った次第だ。

本書では「回避性愛着障害」の特徴とその克服方法が記されている。ケースとして挙げられているものが私自身の経験とよく似ていたりするので冷汗が出る。種田山頭火も「回避性愛着障害」の傾向が強かったという著者の指摘は個人的には新鮮なものがあった。