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読書記録とその他雑記。

途中で挫折した本(3) - 「ダブリン市民」

ダブリン市民 (新潮文庫)

ダブリン市民 (新潮文庫)

この本に関しては挫折した、というよりは内容をよく理解できないまま読み終えたと言った方が正確だ。おそらくアイルランドやダブリンの歴史を大雑把にでも知っていなければならないのだろう。

あるいはおよそ40年前に出版された安藤一郎訳が合わなかったのかもしれない。現在ではダブリナーズ (新潮文庫)ダブリンの人びと (ちくま文庫)ダブリンの市民 (岩波文庫)と複数の版元から新訳が出されている。少しずつ題名が違っていて訳者の工夫を感じる。