文を敲く

読書記録とその他雑記。

初学者向け -「ネットコミュニティの設計と力」

インターネットにおける「コミュニティ」の作り方や維持の仕方について紹介した本である。「角川インターネット講座」のシリーズの一冊として出されているので逸話が盛りだくさんなのかと期待して読んだが、思いの外既知の内容が多かった。我ながらネット依存症ぶりを自覚せざるを得ない。総論が中心で個別事例にはあまり深く潜っていかない潜って喜ぶのはコミュニティの内部関係者と「ウォッチャー」だけだから仕方がないのだろうが。

おそらくこのシリーズは初学者向けなのだ。大学生がネットに関するレポートを書くときの土台になると思う。