ネトウヨ必読本 - 「「靖国」という悩み」
- 作者: 保阪正康
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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そして付属施設の遊就館の歴史認識は「日本軍のおかげでインドネシアは欧米の植民地支配から脱却し独立することが出来た」「日本はルーズベルトの陰謀によって太平洋戦争に巻き込まれた」といった程度のものでありその問題点も指摘されている。文庫本も発売されているのでネット右翼や国会議員は本書を一度読むべきだろう。
靖国問題は本書に描かれた当時と比べればいくらか沈静化したが、問題点は克服するどころか積極的に肯定する方向へと向かいつつある。その結果隣国との外交はボロボロ、ヘイトスピーチが街頭に吐き出され、デモとテロと同一視する政治家まで現れたのではないかと私は思う。