文を敲く

読書記録とその他雑記。

新聞広告の傾向

伝統的に新聞広告は出版広告が多い。料金的にも優遇されていると聞く。1面、2面、3面と頁の数が少ない箇所はおおむね出版広告だ。

最近は通販がやたら多い。健康食品、健康グッズ、激安掃除機、英国クック諸島発行の金貨、名画DVD、通信教育が常連だ。ターゲットとみられる年齢層は高めである。全面広告になると新聞風レイアウトを取りれているものも結構ある。ただレイアウトやデザインがいろいろ惜しいので新聞そっくりとまではいかない。

大手企業の通販広告はそこまで多くない。上場するくらいの大手になると新聞広告ではなく「詳しくは今日の折り込みチラシで」「全国一斉折込チラシ」になるのである。折り込みチラシばかり丁寧に読む人が相当いるからチラシにするのだろう。

夕刊は旅行の広告が多い。どのページをめくっても旅行の広告しかない時もある。金曜の夕刊は映画の広告が、土曜の夕刊は新聞社の自社広告が多くなる。あと聖教新聞社幸福の科学出版の広告は最近あまり見かけない。一方、たちばな出版はよく見かける気がする。