文を敲く

読書記録とその他雑記。

雑記

エイプリルフールネタへの批判的意見が増えたのはいつ頃か?

質問(Question) はてなブックマークでエイプリルフールネタへの批判的意見が増えたのはいつ頃か? 回答(Answer) 2014年になって増えたと思われる。 2014年3月末に増田が「エイプリルフールうぜえええええええ!!!」(削除済)という記事を書いてブコメを集め…

上海旅行

書物の中の中国に飽き足らなくなってきたので、思い切って二泊三日で上海を旅行した。朱家角二日目に朱家角古鎮を訪れる。上海都心部から地下鉄で数十分で行ける水郷(日本でいえば倉敷美観地区)だ。穏やかな春の陽気の中、中国の近世の町並みを遊覧船から眺…

シスアド的リアリズム

転生したらスキルになっていた!? ~ モニカの奇妙な相棒 ~(@Makalu) - カクヨム 本作品の主人公は「スキル」と称されるバックエンド人格(裏方)である。バックエンドがあればもちろんフロントエンド(表の人格)もある訳である。転生系にもいろいろあるが…

裁判所訪問記

日本国憲法第82条が遵守されていることを確認するため裁判所を訪れる。入口でセキュリティチェックを受けた後、設置された開廷リストを参考に法廷へ。被告人及び弁護士は既にスタンバイしていた。しばらくして検察官が入廷し、風呂敷包みを解き大量の証拠書…

近況

「自分のアタマで考えよう」という言葉がネットの一部*1で流行ったのはいつのことだったろうか。10年位前だろうか。当時はウケが良かったが、提唱者の評判が絶頂期を過ぎたあたりから、結局それは自分(のアタマ)で考えて私と同じ考えになるべきということ…

自選短歌 2016-2017

狂歌も若干混じっているかもしれない。側溝に 挟まる屋根の 破片見て 春一番の 訪れを知る— 何某亭 (@sleepcows) 2016年2月14日 誰そ吾に 会見などを 開かせば 末代までの 恥とならんや— 何某亭 (@sleepcows) 2016年2月19日 穏やかな 午後の日差しに 誘われ…

リンク集雑感

つい最近、「昔のホームページにあった「リンク集」を完全再現してみた」という記事を読んだ。記事の著者と同様の経験をしていた私には懐かしさとこそばゆさを感じる内容で面白く読めた。しかし、面白く読めた人は一握りなのではないかと思う。何か面白い記…

資本主義核心価値観

近年中国では「社会主義核心価値観(社会主义核心价值观)」が書かれたポスターが街の至る所に掲示されていると聞く。日本のアニメキャラクターを借用したものまで登場したので中国ウォッチャーとアニメ好きの間ではちょっとした話題になったようだ。この「社…

インフレ優等生としての岩波文庫

デフレが続いて久しいといわれるが、岩波文庫の定価はじわりじわり上昇していることに気が付く。キャンペーン小冊子にや文庫目録を引っぱり出してロングセラーの定価をいくらか拾ってみた。目録の価格表記では税込み表記と税抜き表記が混在していたため、こ…

自選短歌 2015年

Twitterに投稿してきた短歌を備忘録としてまとめておく。出来の悪いものは適当に間引いている。叢に 戻りし道を 闊歩せむ 物好きたちの 数は少なし— 何某亭 (@sleepcows) 2015, 1月 12漫然と 過ごせし休み 気が付けば 終わり近づく 時間が足りぬ— 何某亭 (@s…

新語としての「上から目線」の考察

インターネット上で「上から目線」という言葉を見かけない日はない。しかし十年ぐらい前にはこのような言葉はほとんど使われていなかったはずだ。いつの間にか定着していたのだ。試しにGoogleトレンドで「上から目線」で検索してみると、2008年3月から突如と…

この世から迷惑電話を激減させる方法

なぜ迷惑電話は無くならないか? コストがほぼゼロだからだ。いまやIP電話のみならず携帯電話や家庭用電話も1回線当たりわずか数千円程度で24時間通話し放題である。他にかかる費用といえばせいぜい光熱費と人件費ぐらいだ。人件費に関しては歩合にすれば更に…

イデオロギーと罵倒語

週刊誌の見出しでも「国賊」「売国奴」という罵倒語が使われるようになって久しい。調べたわけではないが十年前にそんな言葉を見かけることはほとんど無かった。2004年といえばちょうど韓流ブームのさきがけとなった「冬のソナタ」がNHKで放映され始めた頃だ…

「おすすめの本教えて」とリクエストされても困る

私は世間の人よりはたくさん本を読んでいるので知人からは読書家だと目されている。そのためか時折「おすすめの本教えて」とリクエストことがある*1。このリクエストに私は困ってしまうのだ。以下にその理由を記す。 私はあなたの事を知らない 本といっても…

20世紀の住民としてのドラえもん - ひみつ道具・考

ドラえもんが暮らす世界は20世紀後半の日本であり、決して21世紀の日本ではないことは衆目の一致するところだ。今の日本には土管のある空き地もなければ短パンをはく小学生もいない。だからこそ「STAND BY ME ドラえもん」のような「ALWAYS 三丁目の夕日」の…

もし昭和天皇が退位していたら

第二次世界大戦での敗戦後、昭和天皇は退位することによって戦争責任を取ることを考えていたらしい。結局実現はしなかったが、もし実現していたらどうなっていただろう。少なくとも改元はされていたはずだ。ウィキペディアによれば日本の元号は縁起の良い意…

【これはひどい】紋切り型表現の氾濫でネットがヤバイ【全ネットイナゴ必読】

「舌鼓を打つ」という表現がある。もう何十年以上にもわたって新聞や雑誌で食事の情景を書く際に使われている紋切り型表現の代表格だ。紋切り型を多用すれば一見すると「良い」文章に仕上がるが、読み手の記憶に残らないものになってしまう。そのため小説家…

Antennaの資金源を探る

最近、テレビや電車内でキュレーションマガジンAntennaのCMをよく見かける。しかし、類似品のGunosyのCMと比べるとネット上ではほとんど話題になっていないような気がする。おそらくテレビでCMを流し始めたのがGunosyよりも遅かったため注目度が上がらなかっ…

ArrayListにArrayListを格納する

import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Nest { public static void main(String[] args) { List<String> list1 = new ArrayList<String>(); List<List> list2 = new ArrayList<List>(); list1.add("test"); list2.add(list1); System.out.println(list2.get(0</list></list></string></string>…

暇潰しの変化

新聞や雑誌は暇つぶしの王者だった。銀行窓口や病院の待合室、喫茶店など暇が出来る場所にはもれなく新聞や雑誌が常備され、退屈に悩まされる人々に重宝されてきた。しかしこの数年で暇つぶしの王者の座はスマホやタブレットなどの端末、つまりネットへと移…

イノベーションと少死社会

「後継者不足」「担い手不足」が叫ばれながらも一方で「儲からない」「しんどい」と潜在的な後継者を遠ざける言説が絶えず投げかけられる職業がある。彼らは本当に後継者を必要としているのだろうか。否。機械化などのイノベーションによって事業に必要な人…

ファストフードとしてのおでん

現代日本を代表する和食ファストフードといえば「おでん」なのではないかと思う。何といっても全国津々浦々にあるコンビニの大半で販売されているので24時間いつでも気軽に買って食べることが出来る。しかも値段もそれなりに安い。おでんが晩御飯のおかずや…

ネットで議論が成り立たない理由

これまでにも散々書かれてきたことだが、あらためてまとめた。(2014年2月更新) 参加者が一定しない (関連:http://mechag.asks.jp/486529.html) ネットでは議論の参加者は流動的だ。そのため一度合意形成を得られた論点も再び蒸し返されることは多い。ま…

初音ミクについての雑感

初音ミクを「アイドル」として考えるといろいろ面白い。「楽器」と捉える向きもあるがCM出演やタイアップもこなしているのでどちらかといえば「アイドル」としての要素が強いと思う。 トイレに行かないアイドル 80年代頃のアイドルは「トイレに行かない」と…

2020年を予測する

大胆不敵にも2020年の社会を予測してみたい。細部は外れるだろうが方向性にはまあまあ自信がある。 評価の可視化 現時点でもアマゾンや食べログ、アットコスメ、ヤフオクなど様々なウェブサイトで絶えずネット上で評価が行われているが、この評価が現在のモ…

アクセス解析をみて

6月ごろからこのブログのアクセス解析を始めた。その結果分かったことをいくつか記したい。 常連はいない 分かり切っていたことだがこのブログを欠かさず閲覧してくれるという奇特な方は今のところいない。「馴れ合いの無い爽やかなブログ」といえば聞こえは…

私の節約生活 (2)

「セツヤクエスト」記事の第二弾。 スティックシュガーは使わず持ち帰る 外出先で私は時折マクドナルドで昼食をとることがあるが(本物の節約家ならマクドナルドにはいかないのかもしれないが)、その時は必ずコーヒーを頼む。このときもれなくスティックシ…

少子化肯定論

現在日本では少子化が進み、人口減少が進んでいる。政府は少子化対策をいろいろ行っているようだが焼け石に水だ。今をときめく政治家たちは「伝統的」家族観を守ることばかりに躍起で、財界は将来の社畜を育成するよりも現在の社畜を酷使することにしか関心…

週二回牛丼を食べ続けた結果

半年近く牛丼を週二回食べ続けてきた。近所にこれといった店が無いのと並盛280円と破格に安いからだ。しかしここ最近は牛丼を食べるのが辛くなってきた。うどんやそばなら週二回食べても別に辛くもないが、牛丼だと辛くなる。体質的な問題か食生活の偏りに体…

暇つぶしのコスト

暇になっても漫然と過ごすのは大半の人にとって苦痛だ。そのため人々は絶えず暇つぶしの手段を求めている。今回は「コスパ人間」が教えてくれた暇つぶしの1時間当たりのコストを紹介したい。地域の価格差等は無視した机上の理論なのでご注意されたし。 新作…