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読書記録とその他雑記。

忘れられたラノベ(2) - 「戦艦人間ハヤト」

戦艦人間ハヤト (HJ文庫)

戦艦人間ハヤト (HJ文庫)

これも前回紹介した作品よりはまだ平穏な設定と思う。「平凡な高校生の隼人はひょんなことから極小の宇宙戦士を体内に収めた全長2メートルの宇宙戦艦となった」という設定だからだ。変身ヒーローの一類型と考えればある意味では平凡でもある。戦艦の萌え擬人化の一種と考えることも出来るが、やはり斜め上の方向に突き抜けていると思う。

これもまた設定が破天荒気味であったためか、3巻目で「ソードマスターヤマト」の最終話ような駆け足で完結してしまった。