文を敲く

読書記録とその他雑記。

やはり読みやすい - 「ビブリア古書堂の事件手帖4」

大人気シリーズ待望の最新刊。内容も前巻以上に古書を巡る薀蓄が増えて面白いが、読みやすさは変わらずおよそ3時間で読了。しかし3時間で読み終えてしまうと、もったいないことをしてしまったという気分になる。本書では物語のカギとなる人物の影が見え隠れし、そのベールが少しずつ剝がれてゆく。続刊が気になる。