2012-09-16 つながりへの懐疑と信頼と 読書 つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方作者: ウィリアム・パワーズ,有賀裕子出版社/メーカー: プレジデント社発売日: 2012/01/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログを見る端的に言えばこの本はネット中毒、SNS中毒への穏やかな処方箋だ。セネカやソロー、フランクリンなど偉人のエピソードを交えつつ、適度につながりを維持して生きていく方法が語られている。あくまでも自己啓発本のように前向きなのだ。主題の合間合間に挟まれた「情報過多に人々が翻弄されるのは今に始まったことではない」「電子書籍は活版印刷発明前の書籍と同様の読まれ方がされる」といった記述も興味深いものが多かった。