文を敲く

読書記録とその他雑記。

2人のアルファブロガー

日本全体で見ればアルファブロガーはそれこそ万単位でいるが、いわゆる学者に限ってみると池田信夫氏と内田樹氏の2人にまで絞られる(小生調べ)。両氏ブログ以外の場でも精力的に活動しているが、著書に限ってみると内田氏は「下流志向」や「日本辺境論」がベストセラーとなりマスコミで注目される一方、池田氏の著書はあまり話題にはならない。彼がマスコミをあまり好まないからだろうか。

池田信夫氏のブログは「正論」に近い存在だと思う。世間の常識へ異を唱え、敵対者への痛烈な批判を掲載する。そして朝日新聞の熱心な読者であることが垣間見える。熱心な読者が多くいるが、一般人にはちょっと敷居が高い。