文を敲く

読書記録とその他雑記。

2020年を予測した際の答え合わせ

7年ほど前に2020年を予測する記事を書いたのでその答え合わせをしてみる。
rooms.hatenablog.jp

評価の可視化

現時点でもアマゾンや食べログアットコスメヤフオクなど様々なウェブサイトで絶えずネット上で評価が行われているが、この評価が現在のモノやサービスだけではなく、ヒトにまで広がると思われる。既にヤフオクなどの個人間取引では絶えず評価が行われているが、これが商取引から全般へと広がるのだ。

⇒日本では思ったほど可視化は進まなかった。この手の評価システムは中国で大きく進展しているように思われる。

出生数90万人台

2013年の日本の出生数は103万1千人でここ百年で最少だった。出生数は年々減少傾向にあり、2010年代のうちに出生数は100万人を割ることになるだろう(そして新聞は「出生数6ケタの衝撃」といった特集を出すはず)。移民政策などが行われず子育て政策の現状維持が続いたなら2020年の出生数は95万人前後になるだろう。

新型コロナウイルスの影響もあって2020年出生数は85万人以下になるらしい。減少するとは予想していたもののここまで急だとは思わなかった。

読まれるべき本 -「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」

「対立を煽るリーダー」の特徴と対策方法をまとめた書籍である。ヒトラーやなどを例に挙げながら「対立を煽るリーダー」がどのような手法で対立をあおり、権力を得て支配するに至るののかがよく分かる内容となっている。

私の身近なところにも対立を煽るリーダーがいた。書名からその人物を連想して本書を手に取った次第だが、性格のみならず行動パターンまで「典型的な例」とおおむね一致していたのでまったく驚くばかりだった。

本書にはこの手のリーダーを「選んでしまった場合」の対策方法は特に記されていない。基本的に未然に防がなければいけないのであって、選ばれてしまえば後の祭りなのである。

近況報告

  • この春に勤務地が変わってから読書量が減ってしまった。仕事自体は大して変わっていないものの、通勤時間で読書できなくなってしまったことは大きい。このブログを始めた頃と比べるとエネルギーが減ってしまったことも日々実感している。「老い」の一種なのだろう。
  • 以前は読書のたびにほとんど欠かさずこのブログに感想を記してきたものの、今後はあまり感想を記さない可能性が高い。読者の皆様方には申し訳ないがどうかお許しを。