写真 -「残念和食にもワケがある」
残念和食にもワケがある 写真で見るニッポンの食卓の今 (単行本) [ 岩村 暢子 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 民俗 > 風俗・習慣
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,620円
目次以上に強烈な印象を与えるのが本書に収められた写真だ。そのほとんどがシズル感ゼロである。「著者が指定したレンズ付きフィルム」で撮られたものだからだと思われる。普段目にする「食卓」の写真は意識的もしくは無意識に加工された写真ばかりであると強く意識させられた。
POSを補う手法 -「スリップの技法」
2010年代の台湾 -「台湾の若者を知りたい」
2010年代の台湾の学生生活が主に記された本である。学校制度や生活スタイルの違いなどが詳しく紹介されていて面白く読むことが出来た。
一番驚きだったのがある学校のクラス目標に「(LINEのクラス連絡用グループは)既読スルーはしない」というものがあると紹介されていたことだ。先日台湾旅行した時に、なんとなく現地の放送を見ていたらLINEのCMがそこそこ流れていて感嘆したが、まさかここまで普及しているとは思いもしなかった。
本書には「影」の部分はほとんど書かれていないが、一部の学生は辛い学生生活を送っているであろうことは想像に難くない。