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読書記録とその他雑記。

がんで死ぬという選択 - 「医者に殺されない47の心得」

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

本書曰くがんは放置しておいた方が治療するよりは楽に死ねるという。がんの治療法がほとんど無かった時代には「胃がん」が検査で見つかっても「軽い胃潰瘍」だと説明して誤魔化すことがあったらしい(確か黒澤明「生きる」ではそんな情景が描写されていた)胃がんについては当てはまるかもしれない。本書の提言が政策にも取り入れられれば、医療のかたちも大きく変化することはまず間違いない。