文を敲く

読書記録とその他雑記。

「はじめての動物倫理学」

この数年話題にのぼることが多くなったヴィーガンや人工肉。その大元には動物倫理学があり、本書は動物倫理の思想史やヴィーガンの問題意識などについて丁寧に説明されている入門書である。

集英社新書は著者によって1ページ当たりの本文の字数にかなりの差があるが、本書に関しては比較的字数が多い。また類書も少なく、私にとっては初めて知る内容が多く読み応えのある一冊だった。