自選短歌 2016-2017
狂歌も若干混じっているかもしれない。
側溝に 挟まる屋根の 破片見て 春一番の 訪れを知る
— 何某亭 (@sleepcows) 2016年2月14日
誰そ吾に 会見などを 開かせば 末代までの 恥とならんや
— 何某亭 (@sleepcows) 2016年2月19日
穏やかな 午後の日差しに 誘われて 赴くままに 町を歩けり
— 何某亭 (@sleepcows) 2016年2月21日
現実と 呼ばれし牢を 抜け出すも 捕まえられし 友よ何処へ
— 何某亭 (@sleepcows) 2016年3月26日
比べれば わが苦しみは 生ぬるし ゆえに苦悩は さらに深まる
— 何某亭 (@sleepcows) 2016年3月26日
「死人」なる あだ名がつきし ことあれど 驚かぬかな わが手の温度
— 何某亭 (@sleepcows) 2016年3月26日
凍てつきし 手足をほぐす 湯につかり しばし気分も 安らげるかな
— 何某亭 (@sleepcows) 2017年12月30日
