造語力 - 「ラテン語の世界」
- 作者: 小林標
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 新書
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いまやバチカン市国でしか使われていない言語が今でも隠然たる力を持ち続ける理由が本書を読んだことでようやくわかった。造語力が優れているのだ。そうして作られた新語が英語に組み込まれて世界に広がる*1。著者は千年後もラテン語は不滅と語っているが、その考えにも納得させられる。
いまやバチカン市国でしか使われていない言語が今でも隠然たる力を持ち続ける理由が本書を読んだことでようやくわかった。造語力が優れているのだ。そうして作られた新語が英語に組み込まれて世界に広がる*1。著者は千年後もラテン語は不滅と語っているが、その考えにも納得させられる。