刺激する? -「パクリ経済」
- 作者: カル・ラウスティアラ,クリストファー・スプリグマン,山田奨治(解説),山形浩生,森本正史
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2015/11/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
著者はウィキペディアも「コピーフリー」で発展したと述べているが、ウィキペディア日本語版に関しては執筆に関わる人数はこの数年一貫して減少傾向にあり、活況とは言い難い。同じ「オープンソース」でもLinuxやFirefoxの開発で多大な貢献をすれば別のところで「報酬*1」が得られる可能性が高いが、ウィキペディアではそれが期待できないことも大きいのではないかと本書を読みながら思った。
*1:転職のオファーや社内での地位向上など