文を敲く

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既視感 - 「すごい人のすごい話」

すごい人のすごい話

すごい人のすごい話

荒俣宏と「すごい人」のインタビューをまとめた本である。出版されたのが2013年だったからだろうが、一部の「すごい人」との対談では「江戸しぐさ」も肯定的に語られていたりしているのが個人的には目を引いた。あと5年もすれば「江戸しぐさ」は口に出すのも恥ずかしいものとなっているだろうか。

これまで本書を一度も読んだことが無いはずにもかかわらず、すでに読んだことのある文章もあった。おそらくネットサーフィン中にどこかの評論か何かで引用されていたものを読んでいたからなのだろうが、少なからずその既視感に驚いたのだった。