文を敲く

読書記録とその他雑記。

古い - 「トヨタモデル」

トヨタ自動車が日本を代表する企業にまで至った背景を紹介した本である。

ただし、本書は10年前に書かれたものだ。目新しい情報はそう多くはないし、創業家の骨肉の争いのようなネタ要素も少ない。半分程度は飛ばし読みして問題ない。余った時間で「自動車絶望工場」も読んだほうがよい。

本書が書かれたあと、トヨタ自動車アメリカで大規模リコールを行うなど何度か経営上のトラブルが発生した。それでも創業家は今も経営の第一線にいるのだから、やはり日本一の企業はただものではない。