文を敲く

読書記録とその他雑記。

説話集 - 「プログラミングの心理学」

プログラミングの心理学―または、ハイテクノロジーの人間学 25周年記念版

プログラミングの心理学―または、ハイテクノロジーの人間学 25周年記念版

プログラミングという行為について考察した本である。ただし初版が発行されたのは今から数十年以上前なので、登場する言語はもっぱらCOBOLFORTRANと時代を感じずにはいられない。しかしハードもソフトも変化しても本質は変わりが無いということを本書に収められたエピソードの数々が教えてくれる。

本書で紹介されたエピソードはどれも教訓的でありながらもユーモラスでもある。古典的名著としての評価が高いが、冗長な気もするのでプログラミングやプログラマーについての説話集として編み直してみたいと感じた。