文を敲く

読書記録とその他雑記。2018年11月に「はてなダイアリー」から移転してきました。

ネットで議論が成り立たない理由

これまでにも散々書かれてきたことだが、あらためてまとめた。(2014年2月更新)

参加者が一定しない

(関連:http://mechag.asks.jp/486529.html
ネットでは議論の参加者は流動的だ。そのため一度合意形成を得られた論点も再び蒸し返されることは多い。また同じ意見が頻出することでうんざりするという意見もある。

仕切り役が現れない

(関連:http://d.hatena.ne.jp/lastline/20070809/1186633357
議論を始める人の中には「問題提起」だけして消えてしまう人もいる。そのため問題点や論点は次々に挙げられるがその論点などが整理されることは無く同じ話の堂々巡りになることも少なくない。「賃貸か持ち家か」といった問題の場合そもそも問題自体にが問題がある(単純な二者択一で決着できる問題ではない)ため仕切り役がいなければ「持ち家派」と「賃貸派」の終わらない泥欠け試合になることが多い。

目的が一致しない

(関連:http://maname.txt-nifty.com/blog/2007/08/post_8602.html
論破することを目的としている人もいれば、喧嘩かプロレスと思っている人もいる。またそもそも議論ではなく単なる質問のつもりだと思っている人もいる。そもそも議論ではないものが傍から見れば議論となっていることもある。リアル世界では会議室なりどこかで議論が行われることが多く一定の手順というものがあるが、ネットでは思わぬところからでも議論が始まりいつの間にか収束する。

感情的になりやすい

(関連:http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4856/net/net011.html
「書き言葉」であるため相手の真意が完全には伝わらず余計な誤解を招いて感情的になりやすいという指摘も少なくない。

非生産的である

様々な議論が行われたとしても、その議論の成果が世の為に生かされることはきわめて少ない。実際には議論という名の清談が少なくないのだ。